JOKER考察 ※ネタバレ注意
どうもみなさんおはこんばんにちは!
ようやく念願の「JOKER」を見ることが出来たのでその感想とともに考察を綴りたいと思います。
たまにはこんな記事書いても良いですよね。
とにかく、この映画はとてもすごい!
何がすごいかと言われると上手く言えないのですが終わったあともずっと胸の内にジクジクと余韻が残る、そんな映画でした。
なかなかにショッキングなシーンも多く、映画を見ながらビクッとするようなところもしばしば。
元来のジョーカーとはまた違ったジョーカーという印象です。
そして何よりも目を見張るのはホアキン・フェニックスさんの演技!
圧倒されます。
「JOKER」の物語ですが精神疾患のある、母親と二人暮しで貧乏なアーサーが主人公です。
薬を処方してもらえなくなったことで妄想が激化し、何が真実なのかが分からなくなっていきます。
私はテレビに呼ばれたのも妄想なのかと思って見てました。
そんなジョーカー誕生までの物語の中で私が気になった点をピックアップして話したいと思います。
気になった点は以下の通り。
①ピエロの靴
②冷蔵庫の中に入る描写
③ジョーカーを象徴するもの
まず①ですがアーサーが同僚から銃を受け取るシーンのところです。
話しかけられる前と話しかけられてからも執拗に靴を引っ張っています。
ハッキリと靴が映らなかったこともあり、私は靴の皮を伸ばしているのかと当初思っていたのですがあれはひょっとしたら何かイジメのようなイタズラがなされていたのではないかと。
だからその同僚を殺めた時、「君だけは優しかった」というような言葉を残したのではないでしょうか。
まあ①は深読みせずただ気になった点というところです。
続いて②ですがアーサーが冷蔵庫の中身を全て出して中に閉じこもるシーンがあります。
映画の中ではすぐにコメディ番組出演依頼のシーンに切り替わり、何事もなかったかのようにアーサーはベッドにいて電話を取りに向かいます。
自殺をはかったのかと思いましたが通常冷蔵庫って内側からじゃ開きませんよね。
時代背景が現在ではないのでそんな深く考えなくても良いのかもしれませんが私は冷蔵庫に入ったアーサーを助けた第三者の介入があったのではないかと考えます。
その証拠というほどではないかもしれませんがアーサーがピエロメイクする時にデモ隊が付けていたピエロのお面が部屋にありましたよね。
それをキッカケにピエロメイクをしたのでは…?
最後になりますが③は②と繋がりがあります。
まず、私の考えとして今回の「JOKER」は我々のよく知るジョーカーの話ではなく、我々がよく知るジョーカーが感銘を受けた、もしくは「JOKER」を名乗るキッカケとなった物語ではないのかと考えます。
そので③のジョーカーを象徴するものですが、見ていて私はふとアーサーはよく煙草を吸うなーと思いました。
そうです、確実なことは言えませんが今作で煙草を吸っているシーンがあったのはアーサーだけなのです。
しかし1箇所だけアーサーではない人物が煙草を吸っていたことを示唆するシーンがあります。
それはアーサーがテレビ出演してカメラに向かって来たあとのシーンでテレビ曲の放送室らしきモニターがたくさんあるシーンです。
誰も人が写っていないものの灰皿に置かれた煙草と煙が漂っていました。
ここで②の第三者こそ、この放送室でアーサーを見ていた人物こそが本物のジョーカーではないかと私は考えるわけです。
この人物が市長を殺害した仮面ピエロかなと思いますが如何でしょう。
残された子供はやっぱりバットマンですかね。
ここまで長々と書き綴った文章にお付き合い頂きありがとうございます。
それじゃあ……またな!